htsoc’s diary

思考のダイビング。

記憶術(書評)

記憶する技術:サンマーク出版 伊藤真

 

資格などでいろいろ忙しく、しばらくブログから離れていました。その間にも本は読んでいたので、怠慢でしかありません。このブログを読んで下さっている方がいるようですし、これから頑張ります。

 

今回は、書評とか感想というよりは、記憶を必要とする勉強などの場面で今後テクニック面で実践していくことを書きのこしていきます。


①4つに分ける

 受動か能動か、概略の把握か詳細までかで情報分類(色分け)

②時間に余裕をもって、ストレスフリーでやる

③じぶんでまとめてじぶんレクチャーしてみる

④寝る前に確認する

 

これをそれぞれのステージで必ずやっていきます。

 

あとは、実際の記憶の場面では

・どうしても覚えられないときは根性論

 (ただしすぐ忘れる、その為にシンプルに少なくする)

・記憶と同じぐらい意味を考える

・覚えたことはどんな時でも発揮できるか、負荷をかけてみる

・最終的には時間ぎりぎりで追い込む(詳細に有効)

・最初からすべて覚えない、3~4つまで

 

これをやっていけばまず記憶できると思います。そのためには、それぞれ一回ごとに違うことをしていく回数が必要で、時間の確保が必要です。資格試験などにスケジュール感が大切なのはその辺だと思います。

 

【総括】

ここ数日「記憶」について考えていました。今回で一つまとまってよかったです。つぎからは、「考え方」「本質の捉え方」をまとめます。すでにいろいろ本を読んでいるので(経済とかも)、しっかり片づけていきます。

ミクロ経済学・マクロ経済学

なぜ経済学が気になったかというと、これまでのニュースをより体系的に整理したかったからです。今回は、経済学がなぜニュースを理解するうえで必要なのか、また同時に経済学が何を目的にしているのか、またそこから経済そのものの目的を考えていきたいと思います。大学で少し経済をかじっていましたから、ここは頑張りたいと思います。

 

参考:らくらくマクロ経済学入門・らくらくミクロ経済学入門 週刊住宅新聞社

いまだからこそわかりたい 経済の教科書 洋泉社

 

まずミクロ経済とマクロ経済の違いは、何を主体におくのかという点という点に集約されます。すなわちミクロ経済学は生産と消費・そして政府の介入。マクロ経済学は主に財市場や貨幣市場・労働市場などです。ミクロ経済は個々の取引、マクロ経済はGDPなど全体のデータという分け方もできます。

 

しかしながら、共通する大義名分は、国民所得の安定的かつ積極的な増大だと考えます。生産と消費のバランス、すなわち需要と供給が一致し、寡占などの市場の失敗がなく、公共財によって政府が厚生の損失(社会インフラや公害の解決など)を補うことによる効率的な資源配分がミクロ経済の役割です。インフレやデフレの抑制による安定的な経済成長、景気コントロールを目的とし、財市場と貨幣市場の関わりをIS(財市場・右肩下がりは低利による低コストでの所得効果)ーLM曲線(貨幣市場・低利時は貨幣による保有増が国民所得増)や労働市場・また物価や為替で国民所得をモデル化し、財政政策やキーワードとなる金利で金融政策を打ち出していくのがマクロ経済です。

 

このような基本が理解できれば、アベノミクス・TPP・人口問題などが説明できるのではないでしょうか。むしろ、経済学を本当に理解し、意義深いニュースを読めるとは限らないわけですから、こうしたニュースに自分で判断できるよう、理論武装していきたいと思います。

 

【追記】

経済史や金融論、金利為替理論、マーケットの見方とここまで身につければ何も怖くならないでしょう。小暮太一や池上彰などの基本オイコノミア経済学などマニアックな本までとにかくいろいろ読みたいです。このテーマは大好き。

なぜ筋トレをするのか(書評)

今回の本:筋トレをする人は、なぜ仕事で結果を出せるのか 総合法令出版

 

僕が社会人生活で唯一誇れるものが、部活を引退してからも筋トレを継続しているということです。誰かにやらされているのではなく好きでやっているのですが、なぜここまで続けられたのかということから今日はいろいろ考えてみたいと思います。

 

僕は高大と体育会でアメフトをしていたのですが、当然ながらフィジカルがかなり要求されます。なので、筋トレはもともと強制でした。いわゆるウェイトトレーニングです。

自慢ではありませんが、僕は身体能力が低いほうだったので、1回生当時は冗談抜きで筋力数値はチーム最低クラスでした。そんな選手が試合出場できるはずがなく、かといって筋トレを真剣にやるわけではなく、ひたすら腐っていたように思います。

 

ですが、2回生のある時から筋トレにハマりだしました。なぜその時期にハマったのかは明確には覚えていません。急に筋力数値が伸びていったのです。確かに人より回数をこなし、体調や体重に気を遣ったり自分で工夫してはいましたが、今思えば、少しづつ自分で目標を決めてこれだけは絶対やる、という目標設定と根性論だけは持っていたと思います。技術論ではなく精神論に近いです。

 

振り返れば、筋トレから多くを得ました。継続力や根性論、フィジカルで負けないという余裕・自信だけでなく、食事・睡眠も含めた健康管理方法も身に着けました。また、それまでコンプレックスでしかなかった見た目も多少変わります。初対面でほぼ100%「スポーツやってましたよね」って言われます。話題になりますし、信頼してもらいやすくなります。

 

ですが、一番は「地味なトレーニングが一番大切」ということを学んだことに他なりません。僕は地味で根暗な人間で、その場凌ぎの器用な振る舞いや派手なプレーができるわけではありません。ですが、他人も認めざるを得ないくらい努力していれば誰かが認めてくれるものですし、実際そうして培ったものは本当に実力が必要な時に発揮されます。

 

そんなこんなで、僕は一応大学で活躍(?)できました。ですが今の仕事はそれができていません。もちろん自分の努力が足りないということもあるのですが、仕事上「コツコツとした地味な努力が一切認められない」というやりきれなさがあります。企業である以上実績すなわち利益が第一で、上席になればなるほどそれを重視するという気持ちもわかります(責任ある立場として焦るから、自分がそうして出世してきたから)。ですが、僕のようなただの地味人間はこの先ずっと不条理の感の残る割り切った社会人生活を送るのでしょうか。いや、そうはさせません。


 筋トレは、初心の自分を思い出す習慣と思っています。ただ、そこまで大袈裟に考えなくても、ジムでしっかり体を追い込んだ後は精神的にも肉体的にも爽快ですよ。オススメです。


【ひとこと】書評を書ききれませんでした。大まかな主旨は上と同じです。筋トレをしている人とはかなり分かり合える気がします。

ベトナム投資・サミット

引き続き備忘です。

(他の人たちはどうやって経済を勉強しているのでしょうか。僕は銀行系シンクタンクの論文を読み漁ってます。ワードを繋げて検索していくことで、効率的に一つのテーマに詳しくなれると思います。)

 

投資先としてのベトナム経済の魅力が高まっている。

①TPPの恩恵。関税で有利。すでに日中韓は積極的に投資。衣料など労働集約的産業で効果、伊藤忠東レなどが進出。ただし上流工程まですべて自国内で行うことが優遇税制を受ける条件。原材料の生産が追い付かず、さらなる魅力拡大は限界もある。

②課題は、生産管理体制の確立。

 

当面の政治経済のキーワードは、とりわけ日本にとって、伊勢サミット。

サミット:G20やG7が話し合う場。年1回リゾート地で開催、過去北海道と沖縄。

今回の話題はテロ対策・北朝鮮・難民・ロシアなど国際問題。経済では金融緩和ではなく財政出動。国際協調が図られるもの。事前に欧州訪問や国際金融経済分析などですり合わせ。日本としても、消費税先送りなどが検討される可能性あり。

 

【次回課題】

財政出動の状況、TPP。

ところで、日本の繊維産業は大丈夫だろうか。船場らへんの様子は…。

 

 

マイナス金利

マイナス金利について、整理して置きたいと思います。ほぼ備忘です。

 

マイナス金利政策(1月28・29日政策決定会合)

日銀当座預金の超過準備高(3層の一つと部分的)に対しマイナス金利を導入し、イールドカーブを引き下げるとともに、大規模な国債買い入れ金利と量の観点から金融緩和。

 

背景には、物価上昇の見込みが薄いこと。原油低下を受け2016年の物価見通しを1.4%から0.8%に下方修正。

 

EUでのマイナス金利を始め各国が導入していることから、通貨引き下げ戦争となりやすい。5月の伊勢G20や9月の中国でのG20で協調が必要。ただ、直近のアメリカ利上げ延期や人民元引き下げ懸念など円高リスクに警戒する必要性。ただマイナス金利は政府の新たな金融緩和の選択肢の増加。しかし成長戦略を拡大することが第一。サミットに注目。

 

EUでは貸出・物価への効果は限定的。通貨対策としては効果あり。ただ日本は状況が異なる。銀行の貸し出しに対する信頼性は従来より確保され、競争も激しい。既存の貸出金収支悪化、当座預金のコスト増加で直接的・間接的両面に悪影響。生保業界も利回り確保に腐心。個人所得も、民間企業の好決算は為替によるものと否定的。

 

もしも、マイナス金利がうまくいくときは資金需要の増加、株式投資の向上。マイナス金利国債等の利回り低下。すなわちリスク資産へのシフト。運用チャンス。また、銀行貸し出しの利ザヤ低下から、エクイティへの関心高まる。銀行の目利き力を生かした出資が次の選択肢。

 

【総括】

マイナス金利はあくまで選択肢の一つに過ぎない。7月の衆参両選挙に向けて金融緩和を打ちたいだろうが、世界的な目を見れば難しい。それを予め読み越したうえでの1月の緩和だったのだろうか。

好きなもの

前回、読書や文化・スポーツをテーマにしていきたいと述べましたが、具体的には何かというのを書いておこうと思います。

 

読書:経済本・経済記事・小説・思考系・対談本など様々なジャンルで

スポーツ:サッカー・アメフト・マラソン・筋トレ・野球・ゴルフなど

文化:食文化(文化ではほとんどこれ笑)・歴史・京都大阪など

 

自分が好きなことだけをテーマにしていきます。ですが、できるだけ深く深く考えぬいて書いていきます。

 

僕は、物事を深く考えているときは、ダイビングをしているような気分になります(実際にやったことはありませんが。めっちゃやってみたい。)。それは、一人で静かな真っ暗な世界に潜って、戻ることを忘れてしまいそうになる感覚が似ているからです。極端に言えば、戻れなくなって死んでしまうのではないかと思うときがあります。ですが、海の上に戻らなければ現実を生きられないので、仕方なく戻ってきます。しかし、戻ったとき、今までとは違う自分が生まれているのではないかという期待を持つこともできるから、戻る気になれるのです。

 

これからは、自分の最深部に見た景色をうまく伝えられるよう、頑張って表現してみます。ああ恥ずかしい。

 

ブログはじめました

これからしばらく、思いついたことや今考えていることなどをブログという場で書いていこうと思います。

 

僕は今営業の仕事をしていますが、自分の思っていることをうまく伝えること、表現することが苦手だなと日々痛感しています。それを少しでも変えたいと思って、このブログを始めました。これまでも日記やノートに思いついたことを書いていましたが、それは他人の目にさらされることは無いので、結果的にあまり表現力が磨かれることはありませんでしたので、これを機に少し勇気を振り絞ってみました。

言葉足らずなことも多いと思いますが、25歳の幼い思考力の脳内を覗いてもらうつもりで楽しんでいただければありがたいです。

 

内容としては、趣味の読書やスポーツ・文化といった、仕事とは関係のないことをテーマに置いていきます。今の僕の仕事は、単なる機械的な情報戦になっていて、業務からはあまり「感じること」はありません。むしろ、その無機質さに対する反抗心こそに情熱を抱いています。

一人の人間として本当に伝えたいことだけを書いていきますから、愚痴のようなことは一切書かないつもりです。そして、あくまで伝えることがメインなので、あまりに情熱的過ぎて複雑になりすぎないよう、実際の頭の中の感じ方よりはシンプルにわかりやすく書いていきます。

ただ、今の僕の最大の壁はほかならぬ仕事なので、最終的には仕事に結びついてしまうような気がしています。読書やスポーツ・文化といった人間的なものから、機械的な仕事を見つめなおしたいという潜在的な願望があるのかもしれません。

 

いずれにせよ、しばらく頑張ります。